スリー・リバーズ (1993) : Striking Distance

3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台に、五代続いた警官一家の一員である刑事が、連続殺人事件のに挑む姿を描くサスペンス・アクション。監督・脚本はローディ・ヘリントン。共同脚本はマーティン・キャプラン、撮影はマック・アールバーグ、音楽はブラッド・フィーデルが担当。

監督:ローディ・ヘリントン
出演:ブルース・ウィリス、サラ・ジェシカ・パーカー、デニス・ファリーナ、トム・サイズモア、ジョン・マホーニー

スリー・リバーズ (1993)のストーリー

ピッツバーグ市警察殺人課の刑事トム・ハーディ(ブルース・ウィリス)は五代続いた警察官一家の出身。父ヴィンス(ジョン・マホーニー)は殺人課主任で、叔父ニック(デニス・ファリーナ)とその息子ダニー(トム・サイズモア)とジミー(ロバート・パストレリ)も警官である。1991年若い女性を狙った猟奇連続殺人事件が起き、その捜査の途中でヴィンスは何者かに銃撃され命を落とした。数日後犯人が逮捕された。それと同時にジミーが過剰捜査の暴力行為で告発され、一部始終を目撃したトムの証言によって有罪となる。ジミーは河に身を投げ、ダニーはトムを激しく責めたてた。2年後、トムは河川レスキュー隊に配属されていた。一方ニックは殺人課主任に、ダニーは弟の自殺以来行方不明となっていた。ある日トムはパトロール中に、川面に浮かぶ若い女の惨殺死体を発見した。しかもそれはトムの元恋人だった。そんな時、ダニーが街に2年振りに姿を現わした。トムの前に新しい相棒ジョー・クリストマン(サラ・ジェシカ・パーカー)がやって来た。セクシーなブロンド美女だが有能な救助隊員だ。ある夜トムのハウスボートに女の悲痛なうめき声の電話がかかり、銃声が轟いた。過去の事件との関連性を感じたトムは密かに父の事件の洗い直しを始めるが、ニックに事件は解決済みと言い放たれる。河でまた女の死体があがった。犠牲者はトムのガールフレンドのデビーだ。現場にニックとダニーが姿を現わし、叔父とトムは捜査方法をめぐって完全に決裂した。警察関係のパーティに出席したトムとジョーは、帰りに寄ったトムのハウスボートでいつしか愛し合っていた。ジョーは何者かに誘拐され、トムは犯人を追う。実は犯人は死んだはずのトムのいとこジミーで、父ヴィンスを誤って殺したのがニックだということもわかる。トムはジミーを追いつめ殺害、ジョーは救われるのだった。

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